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ウサギの病気

言葉が話せないペット、うさぎからのサイン

 

動物は言葉を話して体の不調や痛みを訴える事が出来ません。人なら泣く言葉に出来ると分かりやすいですが、動物にはその能力はありません。なので飼い主さんが常日頃から注意してください。うさぎからのSOSを見逃さないようにすることが大事です。ウサギは、実は凄くデリケートな動物です。少しのストレスでも病気になってしまうことが、ありますので少しでも「おかしいな」と思った時には、病院にまずは電話して、早めの判断が大切になります。

風邪気味ウサギ

目次

ウサギのかかりやすい病気!

不正咬合(ふせいこうごう)・・・ウサギの歯は「常生歯]といって、一生伸び続けます。不正咬合とは、歯が正常ではない方向に伸びて口腔内を傷つける病気です。なる原因は嚙む必要のない食べ物ばかり与えたり、金属のゲージを噛んだりする癖などが原因と言われてます。食欲不振、ご飯を食べにくそうにするほか、歯ぎしり、糞が小さくなる、涙が出る等、本当に分かりずらいと思います。家の子も気付いたら不正咬合と突然先生に言われて、二か月に一度歯のカットをしています。正直、なんで不正咬合になってしまったのか分からなかったです。生まれつき少し歯が弱かったかもしれないし、ゲージを噛むことも多かったので、反省しています。これからウサギの飼う方や、飼っていらっしゃる方、定期的に通院はお勧めします。不正咬合の治療法は、主に噛み合わせの悪い歯のカットをしたり、抗生物質がでる病院もあります。

不正咬合

毛球症・・・うさぎは凄く綺麗好きです。一日に何度も体や顔を舐めて綺麗にしています。毛づくろいの時に飲み込んだ毛が通常だと糞と一緒に排出されますが、それが排出されなくて胃腸に溜まって毛球ができて、胃腸の働きが低下してしまう病気です。繊維質の不足(チモシー等)異物の飲み込み、運動不足、下痢、糞便量の減少などの症状が見られます。毛球症に対しては、腹部のマッサージや毛球除去剤の投与などの治療を行います。

尿路結石症・・・カルシウムやタンパク質の過剰摂取のほか、水分不足などにより、尿路に結石が出来る病気です。不活発(元気がない)、頻尿、血尿などの症状のほか、膀胱まわりの膨張などがみられます。尿路結石症に対しては、カルシウムやタンパク質の過剰摂取を改善するなどの食事方法のほか、利尿剤の投与などの治療を行います。

スナッフル・・・パスツレラ菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌などが鼻腔内に感染することで、上部気道で炎症が起こる病気です。頻繫なくしゃみ。鼻水、いびき、咳、目やになどの症状が現れます。スナッフルに対しては、抗生物質の投与などの治療を行います。

斜頸・・・「エンセファリトゾーン」という原虫の寄生などにより、脳に炎症が起こって平衡感覚がなくなる病気です。斜頸(首が傾く)、睡眠(目が揺れる)、ローリング(体が回る)などの症状が現れます。斜頸に対しては、病気の原因である原虫を駆除したり、抗生物質を投与したりなどの治療を行います。

ウサギ斜頸

皮膚病・・・ノミやダニなどの寄生が原因で、うさぎの体にフケ脱毛などの症状がみられる事があります。そのほか、床材が硬かったり、太っていたりすると、踵部分の毛が抜けるソアホック(足底皮膚炎)を引き起こす場合もあります。

子宮癌・・・うさぎは子宮癌になりやすい動物で、特に3歳以上のうさぎに多くみられます。子宮癌にかかると、陰部からの出血のほか、貧血、食欲低下などの症状がみられます。子宮癌は避妊手術を受ければ予防することができます。

骨折・・・うさぎの骨は薄いので、ケージの金網に足を引っかけたり、高いところから飛び降り足りした時などに骨折することがあります。歩き方がおかしかったり、あまり動かなったり、尿や糞をしなかったりするなどの異常がある場合には、骨折を疑う必要があります。手足の骨折のほか、腰の骨を折る場合もあります。骨折した時には、ギブスで固定するなどの治療を行います。

熱中症・・うさぎは暑さに弱い動物で、理想の気温は18~24℃程度とされています。人間にとっては少し寒く感じる気温ですが、夏場などは飼育環境の温度を24℃以下に保つようにしましょう。熱中症になると、異常な呼吸やよだれなどのほか、痙攣などの症状を起こすことがあります。熱中症になった時には、急激に冷やさずに、冷たいタオルで顎を冷やすなどしてから、病院に連れてきてください。熱中症で命を落とすうさぎは少なくないので、ご注意下さい。

今回はウサギのなりやすい病気を説明させてもらいましたが、凄く怖いことを話しましたが、どの動物でも病気にならない子は凄く珍しいと思います。うさぎは観察が大事な動物と理解してもらえたら嬉しいです。大事な家族が増えるということを忘れずに、ペットショップにいき色々説明聞いてみるのも大事かなと思います。家の子も病気になりやすく、僕自身ももっと気を付けてしっかり見て遊んであげてわかるように努力していきたいと思います。分かり次第色々ブログに書いていきたいと思います。

今回はこの辺でまた次回のブログでお会いしましょう!

 

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